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小さな子どもへの性教育
- 2014/11/15
先日、旭区の子育て支援拠点「ひなたぼっこ」にて性のお話を
いたしました。
性教育というと避妊の方法や受胎のメカニズムを想像しがちですが、
今回は対象が乳幼児ということでおうちで日常的に性のお話ができる
環境をつくってくださいね!というのが趣旨でした。
昔の親は寝た子を起こすなということから、家庭で親から性の話しを
聞くことは皆無でした。自分の出生の始まりを「橋の下で拾ってきた」
とか「赤ちゃんのカプセルを薬局で買ってきた」など聞かされている方
ほとんどでした。
乳幼児に恋愛を説明することはないにしても相手を思いやる気持ちを
話すことはできるはず。「ママは○○ちゃんが大好き!ママとパパの
宝物!」とHUGしてください。自分が愛されたと感じた子どもは必ず、他者を
愛し大切にすることができます。また、自分自身をも大切にするでしょう。
子どもたちもいずれ思春期に入り、異性を好きになり自分を良く見せようと
頑張るでしょう。うちの子ども達も正にそう。微笑ましく見ています。
性犯罪も深刻です。犯罪に巻き込まれた時に家庭での環境がよいとすぐ相談が
できますが、性について話せない環境だと子どもは不幸です。
助産師は性の話が大好き。こんなロマンチックで現実的で相反していますが
ヒトとして生きていくうえでかけがえのないものなのですよ。