へその緒と初乳の不思議な力｜母乳ケアや育児に関するご相談は横浜市の小さき花 母乳育児相談室へ

皆さんこんにちは！

10年に一度の大寒波がやってきて、寒い日が続きますね！

冬は私が一番好きな季節。

食べ物は美味しいしキリッと寒い朝も好き。でも氷点下の朝はさすがにきついですね。

皆さんは、ご自分のへその緒を見たことありますか？

桐の箱に入って真綿に包まれた黒いカリカリのアレです。

お母さんの胎盤と赤ちゃんを繋いでいた、「へその緒」です。

胎児はまだ肺呼吸もしていないし、ミルクも飲みませんが、大きくなるのはへその緒から酸素や栄養をもらっているからなんですよ。

生まれたばかりの赤ちゃんのへその緒は、青白いホースのようで、内には２本の動脈（静脈血）と１本の静脈（動脈血）が流れていて、そのまわりをワルトン膠質という衝撃から守る緩衝材の役割をするグミの様な物質に包まれているのです。

写真の赤ちゃんのへその緒はまだみずみずしいですよね。

日に日に乾燥して1週間ほどすると臍脱します。

日本ではとれたへその緒を記念に臍帯箱に入れておく風習があります。

昔は大病したり、戦場に行くときに煎じて飲んでいたと聞いたことがあります。

お母さんが守ってくれると言う不思議な力があると信じられていたのでしょうね！

生まれたばかりの赤ちゃんを守ってくれる「初乳」は、最初に分泌される免疫物質が豊富に含まれた母乳です。

黄色で濃厚な感じですよね。天然のワクチンと言われています。

写真は、最近訪問した生後6日目のRちゃんとお母さんのご協力で撮らせて頂きました。ありがとうございます。♡

megumi