映画「朝が来る」|母乳ケアや育児に関するご相談は横浜市の小さき花 母乳育児相談室へ

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映画「朝が来る」

  • 映画「朝が来る」

始まりは朝の海、波の音でした。

波の狭間から産声がフンギャーフンギャーと湧き上がってきた。

私は小さく「生まれた‥」とつぶやいた。

朝焼けの美しい海辺の町でこの子は生を受けたのでしょう。

この子は朝斗と名付けられた。産んだ母ではなく、特別養子縁組と呼ばれる授かりたくても授からないご夫婦が名付けた名前だ。

14才で母となり、両親からは世間体が悪いというだけで、生まれ育った町を離れ出産を待つ。

 

一番こころにに染みたのは、産みのの母(ひかり)が子どもを手放す直前まで胸に抱き「チビたん‥」とお腹のなかでの愛称でいとおしそうに

額にキスするシーンでした。

 

この中学生カップルにもっと避妊の知識があったら

ひかりの両親がもっとひかりの苦しみに寄り添ってあげていたら

ひかりは産んだ後も自分の人生を歩めただろうにと悔やませる。

金銭トラブルに巻き込まれ「子どもを返して欲しいんです。それがダメならお金をください。」と言ってしまう。

育ての両親は14才だったひかりとはあまりに風貌が変わり「あなたはだれですか?」と聞いてしまう。

 

14才のひかりから託された手紙の最後の一行が消されていたが、鉛筆で擦ると

「なかった事にしないで!」と産みの母のこころの叫びが浮かび上がってきた。

養子にだす、死産でなくす、で産んだ子どもと一緒になれない母の苦しみが、また書いてはいけないとこころの葛藤が伝わってきた。

 

ひとりの母として、生と性を生業とする助産師として考えさせられる映画でした。

 

megumi

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